KOGANEZAWA SATOSHI
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8/12/2020

 
西日本2日目。昨日とは違うポイントでの、朝一の釣りで太刀魚を釣り上げ、朝食に刺身をいただく。なんて贅沢なんだろう。そしてT氏のアトリエでは、今年の秋に予定していた個展が春に延期になったとのことで、制作中の新作群をアトリエで見せていただく。約10年間継続して制作しているシリーズがこれでフィニッシュ。個展会場で拝見するのが今から楽しみでならない。

小倉駅まで車を出してもらい、新幹線で熊本駅へ。熊本県立美術館の「江戸の動物絵大集合!猿描き狙仙三兄弟展」及び「二の丸動植物園」展を観覧する。いずれも非常に充実した展覧会で、特にコレクションを中心とする「二の丸動植物園」が素晴らしいものだった。広報物や展示室での造作物から子どもを大切な対象にしたことがわかり、丁寧なものであったが、何よりそれが「子ども向け」で終わっていないところが素晴らしい。解説だけではなくイラストも付いており、そのどちらもいい。解説は担当された学芸員の方が書いたのだろうが、イラストはどなたによるものなのだろうか? それまで学芸員によるものだったらすごすぎるし、作品図版と解説とイラストを合わせた図録などあれば絶対買っていただろう。作品に対する愛情溢れる展覧会を見ることができ嬉しい。

観覧後、絵画ゼミメンバーのT氏(豊前のT氏とは違うT氏である)と初対面。オフ会のようだと笑ってしまう。中華料理・宝来軒とカフェ・Picnicをご案内いただき、いろいろと話をする。

あっという間に夜になり、熊本駅から広島駅へ移動。

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8/11/2020

 
早朝山形から仙台空港へ向かい、7時35分発のANAで福岡空港へ。9時30分、土砂降りの福岡に到着する。今日・明日・明後日と西日本紀行だ。

福岡空港で豊前に住む作家・T氏と落ち合い、まず、福岡の三菱地所アルティアムで「最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」を観覧。アルティアムの会場だけではなく、アルティアムが入居するファッションビル・イムズの全体に最果さんの詩のインスタレーションが展開している。グラフィックは佐々木俊さん。前者がほとんどの作品がモノクロームだったが、後者はカラフルだ。それぞれの空間の特徴に合わせてのことだろう。ぎゅっと詩の中に入っていくようなアルティアムでの作品群と、詩が空間に拡散されていくようなイムズ全体での作品群。両方あっての今回の個展であると思う。イムズではかなりの箇所に詩が展示されているようだが、全部を見つけられない。しかし見つけられないが、どこかにあるということが大事なのだと思う。

福岡はカレーのメッカだということで、アルティアムの山田さんに紹介していただき、回(カイ)へ。駐車場からカレー屋まで多少距離があるが傘がなく、結構濡れながら入店。大変おいしい。

その後は約2時間かけてT氏宅へ。ボカす必要もあまりないのだが、T氏とはこれまで、個展の文章を私が書いたり、私が企画した展覧会に出ていただいたりしている。豊前の自宅兼アトリエに泊まらせていただくのもこれで3度目か。そのたび、アトリエで新作の作品群を見せていただいている。これまでと違うのは、春に子どもが生まれたということで、もともと賑やかでもてなし上手のT夫婦の家がいっそう賑やかになった。夕方、夕食のネタをとのことで、近くの海に釣りへ。残念ながら坊主。

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8/10/2020

 
『藻が湖新聞』号外の原稿入稿日が本日のため、昨日同様、原稿の整理と編集。結局、深夜12時を過ぎてしまう。申し訳ございません。

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8/9/2020

 
『藻が湖新聞』号外の原稿入稿日が明日10日と迫っているため、原稿の整理と編集。

定例の絵画ゼミはおやすみ。

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8/8/2020

 
昨日の密会がたたり、朝からほぼ何もする気が起きなかったが、夕方近く、ぞろりと外出。画家の髙田幸平くんが、「術ノ街(ワザノマチ)プロジェクト」に参加している。これは、芸工大環境・建築デザイン学科4年生の櫛田海斗くんが、卒業研究として行っているもの。使われていないテナントを借り、別の使い方を提案しようということだ(ここにはやはり、馬場正尊先生の影響があるようだ)。場所は山形市十日町。当初はギャラリーを考えていたというが、コロナ禍でそれも難しく、クローズドのスタジオになった。ガラス窓が多く、路上からも内部が見えるのだが、髙田くんに頼み、特別に中を見学させてもらう。彼は画材を持ち込んで、基本土日はここで制作をしているという。日曜定例の絵画ゼミのメンバーである髙田くんとは、週1回オンラインで話をしているけれど、こうして会うのは4月以来。くるくると画面を回転させながら描いているさまが特に面白く、買って届いたばかりのCanon PowerShotG7 MarkIIで激写する。

ところで、櫛田くんのものとには、こういうものがあるんだが、なにかできないか、というような相談ごともあるようで、そのひとつを現場で見せてもらった。動いている人のもとには面白い話が舞いこむ。私も刺激を受けた。
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    ・「山形日記」(2020/4/28-)

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