展覧会を企画担当している太田市美術館・図書館(群馬県)では、8/7より、本と美術の展覧会vol.2「ことばをながめる、ことばとあるく——詩と歌のある風景」が始まりました。SNSをチェックしていると、遠方でご興味を持ってくださる方が沢山いらっしゃり、ありがとうございます。ただ、どう行けばいいのだ…と思われる方も多いようですので、日本各地からアクセスしやすいルートを下記の通りお知らせいたします。なお、ここでアクセスがしやすい、というのは、乗り換えほとんどなしで到着する方法ですので、関西からですと夜行バスになってしまいます、ご了承ください。なお、太田駅まで来ていただければ、改札を出て10秒で美術館が見えますので、着いてからのアクセスの良さは随一であると保証します。そして、お越しいただければ、展覧会だけではなく施設全体で1日楽しんでいただけると思います。ぜひご参考に。
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①東京の東側から
浅草駅or北千住駅から特急りょうもう号で約70分〜90分。電車は1時間に1〜2本。
railway.tobu.co.jp/special_express/vehicle/ryomo/
②東京の西側から
恵比寿、渋谷、新宿、池袋などから湘南新宿ラインで埼玉の久喜駅まで行き、東武伊勢崎線で約60分。
特急りょうもう号は久喜駅からも出ているのですが、久喜まで来ると、太田までの乗車時間はそれほど変わりません。東武伊勢崎線の普通列車で約60分、特急りょうもう号で約40分。そもそも本数がどちらも多くないので、タイミングで使い分けがベターです。
③各地から新幹線で東京駅までいらっしゃる場合
宇都宮線行きに乗車、埼玉の久喜駅へ。その後は②と同様。
あるいは、常磐線で北千住駅へ行き、特急りょうもう号に乗車、約70分。
③関西から
京都、大阪から太田駅まで夜行バス有り。
https://www.bushikaku.net/search/gunma_osaka/ota_/
④東北から
仙台から太田駅まで夜行バス有り。
https://www.bushikaku.net/search/miyagi_gunma/sendai_ota/
⑤その他
埼玉県の熊谷駅から太田駅まで直通のバス有り。約50分。
http://www.asahibus.jp/html/station/st_kumagaya.html
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群馬県には、群馬県立近代美術館(高崎)、群馬県立館林美術館(館林)、アーツ前橋(前橋)、ハラミュージアムアーク(渋皮)、大川美術館(桐生)など魅力的な美術館が沢山ありますが、そのあたりにあわせて行かれる場合は、駅からのアクセスと電車の本数を考えると、やはり車が便利です。当館にも40台分駐車場があります。なお当館から一番近い美術館は、栃木県の足利市立美術館です。渡良瀬川を挟んでお隣。本展出品作家の惣田紗希さんは、足利市在住。太田駅周辺はホテルなども多いですので、遠方からお越しの方は宿泊もご検討ください。
楽天トラベル:太田駅
travel.rakuten.co.jp/yado/traffic/gunma/00000000000000113552.html
これから刊行する図録では作品はもちろん会場風景を掲載しますが、本展は、太田市美術館・図書館という美術館と図書館の複合施設及びそれらが絡まり合う空間(設計:平田晃久)だからこその企画になっています。全国巡回いたしません。ぜひぜひ、ご検討ください。
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インフォメーション
名称:本と美術の展覧会vol.2「ことばをながめる、ことばとあるく——詩と歌のある風景」
会場:太田市美術館・図書館 展示室1、2、3、スロープ
会期:2018年8月7日(火)~10月21日(日)
開催時間:午前10時~午後6時(展示室への入場は午後5時30分まで)
休館日:月曜日(ただし9月17日、24日、10月8日は祝休日のため開館、翌日火曜日休館)
観覧料:一般500(400)円 ※( )内は、20名以上の団体及び太田市美術館・図書館カード、ふらっと両毛 東武フリーパスをお持ちの方。65歳以上、高校生以下、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の交付者及びその付添人1人は無料。おおた家庭の日(毎月第1日曜日)は中学生以下の子ども同伴の家族無料。
主催:太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
協力:株式会社リトルモア、東武鉄道株式会社、モエレ沼公園、リキテックス
後援:太田市教育委員会、太田商工会議所、群馬テレビ、株式会社エフエム群馬、エフエム太郎、NHK前橋放送局、上毛新聞社、朝日新聞社前橋総局、産経新聞前橋支局、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、光ネット株式会社
概要
「ことばをながめる、ことばとあるく——詩と歌のある風景」は、美術館と図書館の複合施設である太田市美術館・図書館が「本」と「美術」の架橋を目指して実施する〈本と美術の展覧会〉第2弾として開催するものです。
今回のテーマは詩と歌(短歌)。画家が絵具を素材とするように、言葉を用いて表現・思考の新たな地平を切り開く詩人・歌人たちの作品が、グラフィックデザイナー・画家・イラストレーターたちとの共同によって、当館の展示空間に展開されます。
『死んでしまう系のぼくらに』をはじめとする詩集や小説、エッセイのほか、ウェブでのアニメやゲーム、アプリなど、その繊細かつ鮮烈な言葉を本だけにかぎらず多面的に展開する気鋭の詩人・最果タヒ。その詩を、これまで、最果の著書の装丁を手がけた佐々木俊、祖父江慎、そして雑誌『真夜中』誌面でアートディレクションを担った服部一成という三人のグラフィックデザイナーが、それぞれ異なる解釈とアプローチによってグラフィックで表現します[1.詩×グラフィック]。地形・気象・旅による意識の変容を主題として、現代文学・思想・芸術と領域横断的な仕事を一貫して続けてきた詩人・管啓次郎とタッグを組むのは、神話や物語も含めた人々の記憶や風景を手がかりに絵画やインスタレーションを制作している美術作家・佐々木愛。2009年以来、管と佐々木が行なっている「WALKING」と題したプロジェクトは、その名の通り二人が各地を歩くことによって生まれた詩と絵画の合作であり、本展ではこれまでの成果を、太田の散策も経て制作された新作とともに展示します[2.詩×絵画]。こうした当館での言葉の表現への注目は、当地で詩や短歌などの表現者が戦前から戦後にかけて生まれていることによります。ともに歌人であり、のちに生涯の伴侶となった大槻三好・松枝夫妻の仕事を、シンプルな線描と色彩で印象的な少女や風景を描き出すイラストレーター・惣田紗希の、太田の風景をモチーフにした描き下ろしの壁画とともにご紹介します[3.短歌×イラストレーション]。
本とは別の居場所を得た詩や歌は、はたしてどのような姿でわたしたちの目の前にあらわれるでしょうか。そしてそれは詩や歌を「読む」という行為に、どのような変化をもたらすでしょうか。本展では、鑑賞者が美術館という空間のなかにおける言葉を眺め、それらの言葉とともに歩き、さまざまな視覚表現とともに鑑賞することで、詩と歌の新たな鑑賞体験の獲得を目指します。
出品作家
最果タヒ、佐々木俊、祖父江慎、服部一成、管啓次郎、佐々木愛、大槻三好・松枝、惣田紗希(9名)
空間構成
豊嶋秀樹
ヴィジュアルデザイン
平野篤史
展覧会担当
小金沢智(太田市美術館・図書館)
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①東京の東側から
浅草駅or北千住駅から特急りょうもう号で約70分〜90分。電車は1時間に1〜2本。
railway.tobu.co.jp/special_express/vehicle/ryomo/
②東京の西側から
恵比寿、渋谷、新宿、池袋などから湘南新宿ラインで埼玉の久喜駅まで行き、東武伊勢崎線で約60分。
特急りょうもう号は久喜駅からも出ているのですが、久喜まで来ると、太田までの乗車時間はそれほど変わりません。東武伊勢崎線の普通列車で約60分、特急りょうもう号で約40分。そもそも本数がどちらも多くないので、タイミングで使い分けがベターです。
③各地から新幹線で東京駅までいらっしゃる場合
宇都宮線行きに乗車、埼玉の久喜駅へ。その後は②と同様。
あるいは、常磐線で北千住駅へ行き、特急りょうもう号に乗車、約70分。
③関西から
京都、大阪から太田駅まで夜行バス有り。
https://www.bushikaku.net/search/gunma_osaka/ota_/
④東北から
仙台から太田駅まで夜行バス有り。
https://www.bushikaku.net/search/miyagi_gunma/sendai_ota/
⑤その他
埼玉県の熊谷駅から太田駅まで直通のバス有り。約50分。
http://www.asahibus.jp/html/station/st_kumagaya.html
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群馬県には、群馬県立近代美術館(高崎)、群馬県立館林美術館(館林)、アーツ前橋(前橋)、ハラミュージアムアーク(渋皮)、大川美術館(桐生)など魅力的な美術館が沢山ありますが、そのあたりにあわせて行かれる場合は、駅からのアクセスと電車の本数を考えると、やはり車が便利です。当館にも40台分駐車場があります。なお当館から一番近い美術館は、栃木県の足利市立美術館です。渡良瀬川を挟んでお隣。本展出品作家の惣田紗希さんは、足利市在住。太田駅周辺はホテルなども多いですので、遠方からお越しの方は宿泊もご検討ください。
楽天トラベル:太田駅
travel.rakuten.co.jp/yado/traffic/gunma/00000000000000113552.html
これから刊行する図録では作品はもちろん会場風景を掲載しますが、本展は、太田市美術館・図書館という美術館と図書館の複合施設及びそれらが絡まり合う空間(設計:平田晃久)だからこその企画になっています。全国巡回いたしません。ぜひぜひ、ご検討ください。
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インフォメーション
名称:本と美術の展覧会vol.2「ことばをながめる、ことばとあるく——詩と歌のある風景」
会場:太田市美術館・図書館 展示室1、2、3、スロープ
会期:2018年8月7日(火)~10月21日(日)
開催時間:午前10時~午後6時(展示室への入場は午後5時30分まで)
休館日:月曜日(ただし9月17日、24日、10月8日は祝休日のため開館、翌日火曜日休館)
観覧料:一般500(400)円 ※( )内は、20名以上の団体及び太田市美術館・図書館カード、ふらっと両毛 東武フリーパスをお持ちの方。65歳以上、高校生以下、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の交付者及びその付添人1人は無料。おおた家庭の日(毎月第1日曜日)は中学生以下の子ども同伴の家族無料。
主催:太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
協力:株式会社リトルモア、東武鉄道株式会社、モエレ沼公園、リキテックス
後援:太田市教育委員会、太田商工会議所、群馬テレビ、株式会社エフエム群馬、エフエム太郎、NHK前橋放送局、上毛新聞社、朝日新聞社前橋総局、産経新聞前橋支局、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、光ネット株式会社
概要
「ことばをながめる、ことばとあるく——詩と歌のある風景」は、美術館と図書館の複合施設である太田市美術館・図書館が「本」と「美術」の架橋を目指して実施する〈本と美術の展覧会〉第2弾として開催するものです。
今回のテーマは詩と歌(短歌)。画家が絵具を素材とするように、言葉を用いて表現・思考の新たな地平を切り開く詩人・歌人たちの作品が、グラフィックデザイナー・画家・イラストレーターたちとの共同によって、当館の展示空間に展開されます。
『死んでしまう系のぼくらに』をはじめとする詩集や小説、エッセイのほか、ウェブでのアニメやゲーム、アプリなど、その繊細かつ鮮烈な言葉を本だけにかぎらず多面的に展開する気鋭の詩人・最果タヒ。その詩を、これまで、最果の著書の装丁を手がけた佐々木俊、祖父江慎、そして雑誌『真夜中』誌面でアートディレクションを担った服部一成という三人のグラフィックデザイナーが、それぞれ異なる解釈とアプローチによってグラフィックで表現します[1.詩×グラフィック]。地形・気象・旅による意識の変容を主題として、現代文学・思想・芸術と領域横断的な仕事を一貫して続けてきた詩人・管啓次郎とタッグを組むのは、神話や物語も含めた人々の記憶や風景を手がかりに絵画やインスタレーションを制作している美術作家・佐々木愛。2009年以来、管と佐々木が行なっている「WALKING」と題したプロジェクトは、その名の通り二人が各地を歩くことによって生まれた詩と絵画の合作であり、本展ではこれまでの成果を、太田の散策も経て制作された新作とともに展示します[2.詩×絵画]。こうした当館での言葉の表現への注目は、当地で詩や短歌などの表現者が戦前から戦後にかけて生まれていることによります。ともに歌人であり、のちに生涯の伴侶となった大槻三好・松枝夫妻の仕事を、シンプルな線描と色彩で印象的な少女や風景を描き出すイラストレーター・惣田紗希の、太田の風景をモチーフにした描き下ろしの壁画とともにご紹介します[3.短歌×イラストレーション]。
本とは別の居場所を得た詩や歌は、はたしてどのような姿でわたしたちの目の前にあらわれるでしょうか。そしてそれは詩や歌を「読む」という行為に、どのような変化をもたらすでしょうか。本展では、鑑賞者が美術館という空間のなかにおける言葉を眺め、それらの言葉とともに歩き、さまざまな視覚表現とともに鑑賞することで、詩と歌の新たな鑑賞体験の獲得を目指します。
出品作家
最果タヒ、佐々木俊、祖父江慎、服部一成、管啓次郎、佐々木愛、大槻三好・松枝、惣田紗希(9名)
空間構成
豊嶋秀樹
ヴィジュアルデザイン
平野篤史
展覧会担当
小金沢智(太田市美術館・図書館)