KOGANEZAWA SATOSHI
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8/23/2020

 
今日も今日とて秋田市からグッと南下して、仙北郡美郷町へ。この町には大小島真木さんが滞在して制作した作品が小学校や公民館などに合わせて5点展示されており、それらを一同に会しての展覧会をこの冬に予定しているのだという。なにかお手伝いできることがあるかもしれないと思い、それぞれの場所で作品を見させていただくとともに、町立の資料館などもご案内いただいて美郷町の風土や歴史に触れるなどした。

美郷町は2004年、千畑町、六郷町、仙南村の3町村合併により成立した町だという。とにかく景色が美しく、また地下水が自噴しており、「水の郷百選」にも選ばれているという。日本酒や地産の野菜を道の駅で買って帰る。

美郷町の前に、田沢湖へ行き舟越保武の《たつこ像》を見に行ったことを書き忘れるとことだった。ここは400メートルを超える水深とのことだが、《たつこ像》が設置されているところはかなり浅く、大量の魚が近くを泳ぎ回っていた。別所には《辰子観音》や《姫観音像》なる像もあるようだが、知らずに見逃してしまったので、また秋田市内へ行くとき見に行きたい。

青森から秋田へと、この三日間でなかなかの距離を走ったが、車での移動も慣れてきた。私は車が好きらしい。

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8/22/2020

 
宿泊先のホテルと、のっけ丼の食堂が歩いてすぐだったため、まずのっけ丼を楽しみ、その後ホテルの朝食も食べるという乱暴な食事を朝からしてしまう。

弘前れんが倉庫美術館の「2020年 開館記念 春夏プログラム Thank You Memory — 醸造から創造へ —」を観覧後、同じく弘前市内のギャラリー森山(弘前市樹木2)で開催中の「ゆうれい展」を見る。津軽エリアの7寺院が所蔵する幽霊画の展覧会で、毎年恒例の企画として行っているという。奥脇さんのFBで知ったのだった。江戸時代から現代までの幅広い時期の、幽霊や死者がモチーフの作品が展示されている。幽霊画の祖と言われる円山応挙の模写らしき作品もあり、幽霊という目に見えない存在が描かれること、その形式や様式の継承というのは面白いものだと思う。

弘前からグッと南下して秋田へ。秋田県立博物館の企画展「蓑虫山人-秋田を歩いた漂泊画人」を見たいと思っていたのだった。蓑虫山人という不思議な雅号のこの画家は、岐阜県出身で、諸国を遍歴して絵を残した人物。秋田にもゆかりがあり作品が残っている。それらは文人画の影響をうかがわせるものだが、力の抜けたようなやわらかい作品群にとても惹かれる。一方で、古物などのスケッチも残しており、考古学的にも重要な仕事をしたという。興味深い作家で、これが無料で観覧できるというのは秋田県立博物館の懐の大きさを感じる。COVID-19の影響で作品借用は行わなかったと説明されていたが、ぜひいつか秋田県内などに残る作品などを集めた大展覧会を勝手に期待している。

秋田市内では渡辺豊和の設計による体育館がすさまじいもので、つい車を敷地内に停めてぐるりと一周してしまった。中は残念ながら見られなかったが、なんとも言えない迫力を持つ建築物。

秋田公立美術大学の石倉敏明さん、尾花賢一さん、そして来年開館予定の秋田市文化創造館の橋本誠さん、熊谷新子さんとお会いする。橋本さん、熊谷さんがまさか秋田で仕事を始められるとはと、心強い。

宿泊先のドーミーイン秋田では立体駐車場でミラーを折り畳むよう言われたものの、私のラシーンは折りたためないのであった。なんとか駐車。とてもきれいなホテルだったのでまた秋田に来るときは使いたい。

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8/21/2020

 
今日から二泊三日で青森・秋田紀行。

朝3時半、車で青森の種差海岸へと出発。東山魁夷の《道》(1950年、東京国立近代美術館蔵)の舞台へと行ってみたいとずっと思っていた。ようやく念願が叶い、4〜5時間ほどかけて到着。その模様については、大学のウェブマガジンGGで連載している、「小金沢智の、東北藝術道」に記事を書きたいと思っている。私にとってはとてもいい体験だった。

種差海岸の後は、十和田市現代美術館のArts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第1期、青森県立美術館の「コレクション展 2020-2:この世界と私のあいだ」、国際芸術センター青森・ACACの「いのちの裂け目ー布が描き出す近代、青森から」を観覧。
十和田から青森市内への道がなかなかの山道でおそるおそる車を走らせる。途中から雨天。青森県美では企画したキュレーターの奥脇さん、ACACでは慶野さんにご案内いただき、いずれもとても充実の展示で刺激を受ける。ACACでは金子さんにも久しぶりにお会いできた。

夜は思いがけないお誘いをいただく。なかなか人に会いにくいこの頃であるけれども、やはり人に出会うのは嬉しいことだな。


青森市内のホテルに宿泊。

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8/20/2020

 
朝から、日本画コースでの打ち合わせ、月一の美術科会議と続く。

午後はある展覧会についてのオンラインミーティング。作家S氏、編集者S氏と今後の展開について。

夜、絵画ゼミで計画している制作物のためのオンライン対談が行われたものの、私は体調を若干崩してしまい、途中でリタイア。山形も暑くなってきた気がする。

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8/19/2020

 
朝から昼過ぎまで大学で仕事。その後、自宅へ戻って作業。途中、昨日とは違うBOOKOFFに立ち寄ってしまう。
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    ・「山形日記」(2020/4/28-)

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