KOGANEZAWA SATOSHI
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7/4/2020

 
授業準備等で朝から大学へ。ジャンゴが亡くなったことはSNSを通して昨晩から一部の学生や卒業生の知るところとなり、その時点では憶測の域を出ないものが多かったが(いわゆる「公式」に伝えるという判断になりにくいから当然なのだが)、早朝、日本画コースのSNSからまず半公式的にその報を伝える。版画コースのアトリエに遺体は安置され、この日1日はお別れを伝えたい学生のための時間となった。仕事のため午前中から大学へ出ると、知らせを受け取った学生がちらほらとあらわれる。私の研究室はジャンゴがいた小屋と向かいのためその様子がよくわかり、ジャンゴはどこですかと尋ねられることもあった。花がたむけられ、手紙が添えられ、なかには美術大学らしくジャンゴの亡くなった姿をスケッチする姿もあった。私も朝、ようやく実感をして、ひとり涙ぐむ。さみしい。

午後は講師をしている美学校の超・日本画ゼミのオンラインレクチャー。通常の5月開講から延びて今年は6月から開講されているが、東京になかなか行けない私としては、オンラインの今回がはじめて今年度の受講生と顔を合わせる機会となった。5名の受講生とzoom上で初顔合わせ。美学校の受講生は、美術大学の学生がほぼほぼ同じくらいの年齢であるのとは異なって、年齢層の幅が広く、そこが面白い。私の担当では、毎年、自筆年譜を書く時間を設けることにしている。生まれてから今まであなたに何があって、今ここにいるのかぜひ教えて欲しい。それはこれから一緒に絵を考えていくにあたって大事なものになるはずだ、と。今日がその時間で、初対面であるにもかかわらず、今年度の受講生の来し方を教えていただく充実した時間になった。山形に越したができるだけ顔を出していきたい。


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