1年生の「美術科基礎演習」の講評会。この「美術科基礎演習」が、そもそも昨日書いた美術科各コースの垣根を超えた授業であるということだ。日本画コースの学生たちが彫刻に取り組む。COVID-19によるリモート授業の本年度は、野菜の模刻と彩色が課題だ。私は彫刻の専門家ではないが、私なりに見るべきポイントをしっかり踏まえて話をしなければならない。講評にあたっては1年生37人をzoomのブレイクアウトルームで2クラスに分けて実施され、私は非常勤の松崎綾子先生と講評。もうひとクラスは末永先生と三瀬先生。講評終了後、各教員から全体に向けてコメント。
木曜日のため、終了間もなく「日本画考」。今日は平成時代の日本画をレクチャーする予定であったが、前回十分に話すことができなかったという思いがあり、引き続き昭和時代(戦後)のことを、当時の前衛美術、いわば現代美術をまじえて話す。多少、当時の日本画をめぐる「複雑さ」がクリアになったのではないか。これまではジャンルとしての日本画を中心に話をしてきたが、それは対概念としての洋画はもちろん同時代の美術と多かれ少なかれ関係し、さながら螺旋状に動向というのは進んでいくものだ。特に戦後はそうではなかったかと、話をしていて思う。これらのことは授業とは別の形で、ちゃんと自分なりにまとめられるといい。
木曜日のため、終了間もなく「日本画考」。今日は平成時代の日本画をレクチャーする予定であったが、前回十分に話すことができなかったという思いがあり、引き続き昭和時代(戦後)のことを、当時の前衛美術、いわば現代美術をまじえて話す。多少、当時の日本画をめぐる「複雑さ」がクリアになったのではないか。これまではジャンルとしての日本画を中心に話をしてきたが、それは対概念としての洋画はもちろん同時代の美術と多かれ少なかれ関係し、さながら螺旋状に動向というのは進んでいくものだ。特に戦後はそうではなかったかと、話をしていて思う。これらのことは授業とは別の形で、ちゃんと自分なりにまとめられるといい。