KOGANEZAWA SATOSHI
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5/14/2020

 
ガイダンスは昨日で終わって、今日・明日と、2・3年生の面談が続く。今日は3年生。月曜日に行った1年生と同様に、「はじめまして」がオンライン。

ある学生の面談のなかで、こんな話をした。第二次世界大戦中は、画材が配給制になって、かつ国家のため仕事をする画家はそれを優遇されたのだと。「彩管報国」という言葉があった。いまは立ち入ることができない校内のアトリエから、現在いる自宅・実家へ画材を持ち帰ることができていない学生もいて、しかし授業は来週から行われ、制作もあり、しかし本人にとって十分な画材が手元に必ずしもあるわけではない。大変難しい状況だが、「そういう状況である」ということに向き合うことも、大切な意味を持つと信じたい。そしてこれはまた別の学生と話したことだが、この状況だからこそ、「表現したいもの」を、「日本画という技法」にこだわらず、どうしたら実現ができるのかを考えることも、とても意味がある。不自由ないまから、自由や自在を掴みとりたい。


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