KOGANEZAWA SATOSHI
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6/10/2020

 
授業準備をはじめとしてやることが多く、朝一で大学へ。

3月に太田市美術館・図書館を退職する際、私のインタビューを、と言ってくださった方がいて、その編集が現在進んでいる。美術館にとって3年間という時間は決して長くなくむしろ短いと感じるが(なぜならそれは数十年、数百年というスケールで考えるべき存在だ)、私にとってその3年間は、美術・芸術、そして美術館と社会との関係を考える上でとても重要な時間だった。間違いなく、現在の思考や行動のベースになっている。失敗や失態も多くした。多くの人に協力をいただき、一方で迷惑もかけたから、そのことも含めて映像に残すことができるのであれば意味がある。3時間弱のインタビューは、私にとってとても大切な作家のふたりに立ち会っていただき、収録された。3つのテーマに絞って編集できたらと相談をしているので、編集が終わり次第公開したい。ノーカット映像で見る3ヶ月前の自分は、不思議と、他人のような顔をしていた。始終気張って仕事をしている人間の顔だ。今とは良くも悪くも違うと感じる。

1年生は美術科基礎演習という演習が始まっていて、風景デッサンを行っている。少なくとも山形はずいぶん暑くなってきたので、屋外で描くというのは言うまでもなく大変だ。それでも、提出された途中経過の画像データを見ていると、等しく「風景」といっても、遠景を描くひともいれば、近景を描く人もいて、さらに当然モチーフは異なり、個々の「目」の違いがそこでははっきりとあらわれている。そこから始まるのだと思う。

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